コラム〜マイナスの作業こそプロの技!

人は何かを表現するとき、ついつい、その強い想いを伝えたくて、表現が過剰になりがちである。でも、その過剰さは、受け手にとっては、ときとして「うざいもの」になる。だからプロの表現者は、余計なものや虚飾を省いて、目には見えない“行間”に、あふれる想いを込める。

そう、「プラス」より「マイナス」の作業こそ、プロの技なのだ。

もちろん表現者の端くれである僕にとっても、この極力無駄を省く「マイナス」の作業は、永遠のテーマ。できるだけシンプルな言葉で、無駄のない表現で、人々のココロを揺さぶる。そしてとっても大きくて強くて、印象的で魅力的な「世界観」を人々に届けたい・・・

これはたぶん、終わることのないテーマだけれど、僕としては、ワクワクドキドキしながら、このテーマと生涯つきあっていきたいと思っている・・・もちろんインタビューBARでの取り組みにおいても、このテーマを極めるチャレンジを行う。

Text by 濱本益元

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